【卒業生紹介】専攻科健康栄養専攻修了生　行政機関勤務　管理栄養士　N.Kさん

本学の卒業生・修了生は栄養士、管理栄養士、栄養教諭として、病院、福祉施設、学校、行政機関などの様々な職場で活躍しています。

今回、2013年本科健康栄養専攻卒業、2015年専攻科健康栄養専攻修了　行政勤務　管理栄養士　N.Kさんにお話を伺いました。

◆　現在の仕事について教えてください

秋田市子ども未来部子ども健康課で管理栄養士として働いています。主な業務内容は、離乳食教室、幼児食教室、妊婦さん向けの食生活学級などの教室運営や、地域へ出向いて健康教育・健康相談を行うことです。また、電話や来所で相談を受けたり保健師の家庭訪問に同行することがあります。

◆　大学ではどのような学びに力を入れましたか

私は食べることや作ることが好きという気持ちから、栄養士・管理栄養士の仕事に興味を持ちました。そのため、座学よりも調理実習や給食管理実習などが好きでした。ただ、国家試験には特に座学の知識が必要なため、もっと関連付けて覚えるべきだったと少し後悔しています。

◆　在学中大変だったことはありますか

アルバイトをしていたので、全体的に時間が足りなかったことを覚えています。専攻科では専門科目が増えたため、時間の確保が大変でしたが、時間を見つけて勉強するようにしていました。

◆　大学で学んだことは今のお仕事の役に立っていますか

役に立っていると思います。特に栄養教育論や基礎栄養学、応用栄養学、臨床栄養学は仕事するうえで必要だと感じます。将来どこで働くかによって必要な知識は変わってくるかと思いますが、どんな科目でも興味を持って積極的に勉強すれば良いと思います。

◆　今後の目標を教えてください

コロナ禍で人との交流が持てずに子育て世代も孤立してしまう方がいます。今はインターネットで簡単に情報交換などが出来るようになっていますが、こうした状況だからこそ対面でのコミュニケーションの重要性を改めて感じています。今後、子どもの健やかな成長を願う保護者の方の不安を取り除き、安心して子育ができるようサポートする管理栄養士として貢献したいと思っています。